第11回 試算表(基礎編)

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2020-03-17

授業動画

授業内容

仕訳帳と元帳

試算表

各種テキストの該当ページ

スッキリ:pp.9-10, 212-217.

みんなが:pp.22-23, 156-160.

合格テキ:pp.13-14 , 126-129.

簿記講義:pp. 30-31, 44-51.

パブロフ:pp.318-322.

大原合格:pp.15-18, 128-139.

宿題

スッキリ:問題編 p.25. 問題63

みんなが:解ける問題がありません(次回あります)

合格テキ:p.130. 基本例題29

簿記講義:p.51. 練習問題4-1

パブロフ:解ける問題がありません(次回あります)

大原合格:解ける問題がありません(次回あります)

転記

転記ですが,取引の仕訳を行った都度するのではなく,一定の期間(1日とか1週間とか)をおいて行います。コンピュータ処理を利用している会計ソフトなどでは,転記は自動的に行われることがほとんどです。エクセルで自作帳簿によって管理している場合は,手作業にするか,半自動(関数やマクロ)によって処理するかによって異なります。自動転記が備わっている会計ソフトを利用していると,転記だけでなく,試算表の作成もほとんど自動でされるので,転記の手続きを知らない人も増えてくるのでしょうか。

試算表

試算表は簿記3級では「問題」というイメージが強い(当たり前)ですが,本来は転記の正しさを確かめるために作成します。コンピュータがない時代の知恵というか工夫ですね。今でこそ検定試験や高校・大学の授業などで学習していますが,時代の流れとともに簿記処理の工夫を生み出してきた歴史に驚きます。もちろん,根付かなかった工夫や処理もあったことでしょう。近年で簿記の劇的な変化はありませんが,コンピュータの登場は何らかしらの影響を与えることは間違いないです。生きているうちに大きな変化が訪れるのでしょうか。