第2回 商品売買 その1

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2020-03-05

授業動画

授業内容

商品売買(3分法)※分記法は後日

売掛金・買掛金

返品

各種テキストの該当ページ

スッキリ:pp.15-21, 24-25.

みんなが:pp.24-33.

合格テキ:pp.32-38, 46-48.

簿記講義:pp.84-92, 106.

パブロフ:pp.36-39, 42-45, 58-59.

大原合格:pp.20-24.

宿題

スッキリ:問題編 pp.3-4. 問題2-3, 5

みんなが:p.39. 問2, 3

合格テキ:p.36. 基本例題04  p.38. 基本例題05 p.48. 基本例題08

簿記講義:授業範囲の例題を確認する ※章構成の問題上,練習問題が解けない。

パブロフ:pp.54-57. 問題1, 4 p.68. 問題1

大原合格:pp.20-24. 練習問題2-1, 2-2

商品売買

簿記は商品売買を営む会社を前提としています。現在では,商品売買よりもサービス業の方が一般的ですが,2級になっても商品売買としての取引を基本的に学びます。

分記法と3分法

なぜ商品を買ったのに勘定科目は(仕入)なのか。勘定科目(商品)を使うこともできます。(商品)を使う方法を分記法といい,3級の範囲にも含まれています。3級で出題される問題全体を見たときに,分記法を使う場合は1割に満たないのが現状です。一般的に分記法を学習し,その後3分法に移行するという流れが一般的です。この授業では3分法から入り,概ね慣れたときに改めて分記法を学習します。

掛取引

昔はこの説明をするときに,「飲み屋でツケといてねー」というのと一緒ですよと言っていました。ですが,こんなこと言ってる人現実で見たことないんですよね。実際あることはあるらしいんですけど,頻繁に起きてたら,お店だって資金繰りがうまく行かず,お店潰れてしまいます。最近では授業に行った通り,居酒屋さんのビールに例えることが多いのですが,未成年の学生さんはまだイメージできないし,毎回払っているという居酒屋さんの方が多かったら別の例を考えなくてはいけませんね。

返品

これ簿記3級の問題の特徴なのですが,返品が絡むときって,必ずと言っていいほど掛取引なんですよ。現金払いや,後に出てくる小切手振り出しで支払ったときの返品処理が出題されないのはなぜなんでしょう?